Node.jsのBrotli処理にRCE脆弱性「Node2Shell」 修正版を公開、発見はOpenAIのCodex Security
2026年10月21日 · Brandefense
Node.jsに同梱されるBrotliデコーダーの境界外書き込み脆弱性(CVE-2026-111497、通称Node2Shell)について、Node.jsプロジェクトは10月21日のセキュリティリリースで修正版22.23.4、24.22.1、26.12.1を公開した。細工した圧縮データをアプリケーションが展開すると、プロセスのメモリが破壊され、リモートコード実行に至るおそれがある。GoogleによるCVSS 4.0の評価は9.2(重大)、Node.js側の深刻度は「高」とされる。通報したのはOpenAIのCodex Securityチームで、Impervaは公式Dockerイメージ上でのコード実行を実証したとしている。欠陥はBrotli自体にあるため、Bun(1.4.4で修正)やEnvoy、Pythonのバインディングなど、Brotliを組み込む他のソフトウェアにも個別の更新が必要になる。10月23日時点で、実際の悪用やCISAの悪用確認リストへの掲載は報告されていない。
Anthropic、エージェント技能の標準「Agent Skills」を財団へ寄贈 70超の基盤が採用
2026年10月22日 · Anthropic
Anthropicは10月22日、エージェントに専門知識や作業手順を与える標準「Agent Skills」を、Linux Foundation傘下のAgentic AI Foundationへ寄贈すると発表した。Agent SkillsはSKILL.mdとスクリプト、参考資料を束ねた再利用可能な指示パックで、エージェントが必要なときだけ読み込む仕組みである。ChatGPT、Cursor、GitHub Copilot、VS Codeなど70を超える基盤が採用し、公開された技能は100万件、導入は約2億8000万回に上るとされる。寄贈では名称・ロゴ・GitHub組織・ドメインが財団へ移り、今後はAnthropic、Google、OpenAIなどの技術者が個人として保守する。仕様そのものは変わらず、統治の担い手が中立機関に移る点が変化である。
Grok Bot、スマホの内蔵アプリと連携 カレンダーや連絡先を操作可能に
2026年10月22日 · TeslaNorth
SpaceXSIは10月22日、エージェント「Grok Bot」がスマートフォンの内蔵アプリと連携できるようになったと発表した。iOSとAndroidで展開中で、カレンダー、リマインダー、連絡先のほか、メッセージ、位置情報、ホームなど、アプリごとに許可を与える形で使える。Grok Botはクラウド上のコンピュータで作業するエージェントで、これまではメールやXなど連携アカウント経由の作業が中心だった。スマホ本体の予定や連絡先に触れられることで、会議の移動やリマインダーの設定をアプリを開かずに任せられるようになる。許可はアプリ単位で与えるため、どこまで触らせるかは利用者が決める。
GitHubアプリがTeamsでCopilotと統合 通知から調査・修正・PR作成まで
2026年10月23日 · Windows Report
GitHubは10月23日、Microsoft Teams向けの新しいGitHubアプリを発表した。リポジトリの通知とGitHub Copilotを同じワークフローに統合し、チャンネルでGitHubにメンションして課題の調査を依頼したり、修正を実装させてプルリクエストを作成させたりできる。Copilotが提案した変更は、チームがレビューとテストを経てからマージする流れは変わらない。通知から調査・修正までをチャットの中で完結させることで、報告からコードまでの距離を短くする狙いである。従来のGitHubアプリは11月16日に廃止される予定で、移行が必要になる。
モスカード113万件超が流出 カード番号とPIN、残高情報 委託先サーバーへ不正アクセス
2026年10月23日 · BigGo Finance
モスフードサービスは10月23日、プリペイドカード「モスカード」の情報1,133,070件が外部へ流出したと発表した。流出したのは16桁のカード番号、6桁のPIN、残高情報で、内訳は流通済みが約57万枚、未配布が約56万枚。原因は、運営を委託するバリューデザインのシステムへの不正アクセスで、10月14日から18日に不審なアクセスと不正ログインの試みがあり、外部プログラムによる不正アクセスで一部情報が流出したとされる。氏名・住所・電話番号・クレジットカード情報は含まれていないとし、対象カードのPINは強制変更済み。店舗での利用に問題はないとしている。
英政府、AIバイオセキュリティ研究所を新設 OpenAIとAnthropicが利用クレジットを提供
2026年10月24日 · TokenPost
英政府は、AIで生物学的脅威を検知・監視する専門機関「AIバイオセキュリティ研究所」の新設に1億ポンドを投じると発表した。OpenAIとAnthropicが合わせて最大2億ポンド分のモデル利用クレジットや技術支援を提供し、Google DeepMindとBasecamp Researchも協力する。病原体への対策開発に6500万ポンド、AI Security Instituteへの1億2000万ポンドの追加拠出も併せて発表された。研究所は独立した非営利組織として運営され、脅威の早期検知と、ワクチンや治療法の開発加速を担うとしている。